元の表を調べる
見出しが id,name,active、2行のデータが 001,Ada,true と 002,Bo,false の CSV 表から始めます。埋め込み CSV→JSON ツールは、各行を見出しをキーとするオブジェクトに変えます。構造の確認には便利ですが、フィールドの意味まで決めたと思ってはいけません。001 のような識別子は文字列のままにすべき場合が多く、数値 1 に変えると先頭のゼロが失われます。true は変換先のスキーマでは真偽値かもしれませんし、利用者が入力した文字列そのものかもしれません。取り込み前にフィールドの型を書き出してください。
値の型を決める前に CSV を正しく読む
CSV では、使用する方言の引用規則に従えば、一つのフィールドにカンマ、引用符、改行を含められます。すべてのカンマで単純に分割すると列がずれ、正しい住所やタイトルが二つのフィールドに見えてしまいます。RFC 4180 は一般的な形式を説明しますが、実際の書き出しデータでは区切り記号、引用符の扱い、見出し行の有無、文字エンコーディングが異なります。表計算ソフトがセミコロンやタブを使う場合は、カンマ専用のパーサーにそのまま渡さず、形式を明示的に選ぶか変換してください。各行のフィールド数が期待どおりで、見出し名が重複していないことも確認します。
- CSV:見出しと 2 行のレコード
- JSON 配列:名前付きフィールドのある 2 件のオブジェクト
- API の規則:id の先頭のゼロ、active、空欄を確認
API が受け取る形式を選ぶ
JSON 配列なら二つの行オブジェクトを一つにまとめられ、小さな一括リクエストに便利です。JSON Lines では各行に完全な JSON 値を一つ置くため、ストリームやレコードを個別に処理するシステムに向きます。URL のクエリー文字列は通常、短いパラメーターの集合であり、任意の表計算データを運ぶための形式ではありません。受け付けられる形を決めるのは送信先の API です。JSON 配列を Lines へ変えるツールは新しいスキーマを作らず、レコードの区切り方だけを変えます。各行が有効な JSON なら、元へ戻す際も二つのオブジェクトが保たれるはずです。
欠けた値や特殊な値を扱う
CSV の空欄は空文字列、不明な値、値そのものがない状態のどれかを意味し得ますが、API では同じ扱いとは限りません。空欄を自動的に false にしないでください。小数点にカンマを使う数値、タイムゾーンのない日付、先頭にゼロを持つ識別子は、取り込む前に規則を決める必要があります。引用符で囲んだ名前の中のカンマ、空欄、ASCII 以外の文字を含む試験行で、変換が何を保つか調べてください。API の必須フィールドを確認し、忠実に表せない行は推測で埋めずに拒否します。
往復変換と受け取り側で検証する
変換後の JSON にオブジェクトが二つあり、期待するキーが三つで、それぞれの値が意図した型になっているか確認してください。写しを CSV に戻して引用符や列順の違いを探します。見た目が同じ表でも元のバイト列が一致するとは限りません。API のスキーマと認可が整った後にだけ、少量の試験データを実際の API へ送ってください。MultiVerto はブラウザー内で表現を調べる手助けをしますが、外部 API の契約や取り込み権限を検証しません。元の書き出しと列から送信先フィールドへの対応表を監査用に残します。