エネルギー / MULTIVERTO

バッテリー稼働時間計算機

容量Wh、消費電力W、利用可能な効率からバッテリーの稼働時間を見積もります。

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02 / ガイド

バッテリー稼働時間計算機 — 仕組み

電池容量から使用時間を求める

このバッテリー稼働時間計算機は、容量をWh、機器の平均消費電力をWで把握している場合に、どれくらい使用できるかを見積もります。Whは蓄えられた電力量、Wは電力を使う速さを表します。利用可能なWhを消費電力Wで割ると時間が得られます。効率の入力欄には、変換損失や実用上の制限を考慮して、定格容量のうち実際に取り出せる割合を入れます。mAhの表示をそのままWで割っても時間は求められません。電池のラベルにmAhだけがある場合は、定格電圧を確認してからWhへ換算してください。

100 Whの計算例

容量100 Wh、一定の負荷20 W、利用可能効率80%を入力してみます。使用できる電力量は100 × 0.80 = 80 Whです。推定稼働時間は80 ÷ 20 = 4時間で、24時間の1日の約6分の1に相当します。同じ機器の平均消費電力が10 Wなら推定時間は8時間に倍増します。反対に40 Wなら、最初の4時間という見積もりは半分になります。この比例関係は入力ミスや単位の取り違えを見つける手掛かりになります。製品仕様と比較するときは、80%という仮定を明示し、容量の測定条件も確認してください。

実際に近い入力を選ぶ

入力する負荷は、予測したい時間全体の平均値にします。ノートパソコンは文書の閲覧中より動画の処理中に多くの電力を使うことがあります。ルーターも通信量によって消費電力が変動します。また、接続先の機器が待機中でもインバーター自体が電力を使う場合があります。可能なら構成全体を電力計で測り、測れない場合は複数の負荷と効率で試してください。この計算機は電池の化学的性質、放電曲線、停止電圧、安全のための予備容量を把握していません。監視装置や非常用機器では、計算値に十分な余裕を加えてください。

限界と間違えやすい点

表示された時間は電源が切れる時刻を保証するものではありません。低温、経年劣化、高い放電電流、セル間のばらつきは、使える電力量を減らすことがあります。動作中に充電している場合はエネルギー収支が変わるため、この単純な式だけでは評価できません。モバイルバッテリーは内部セルのmAhをある電圧で表示し、USBからは別の電圧で出力する場合があります。mAhの数字だけで製品を比較しないでください。ここでの効率は全体をまとめた仮定であり、実測値ではありません。不確かな場合は楽観的な条件と慎重な条件を両方計算し、計画には短い方を使ってください。

バッテリー稼働時間計算機 — 仕組み
  1. 電池容量から使用時間を求める
  2. 100 Whの計算例
  3. 実際に近い入力を選ぶ